かつて戦後間もない頃、偉大なる先達――東京キューバンボーイズやノーチェクバーナが大志を抱き試みた日本民謡とラテン・リズムの融合を21世紀に再生させる民謡クルセイダーズ。東京西部、米軍横田基地のある街、福生在住のギタリスト田中克海と民謡歌手フレディ塚本を中心に2011年に結成。基地周辺に今もなお点在している築70年の米軍ハウスの一棟、通称「バナナハウス」をスタジオとしてセッションをスタート。失われた音楽「日本民謡」をもう一度、「民の歌」として蘇らせるため、カリビアン、ラテン、アフロ、アジアなど様々なダンス・ミュージックとの融合を試み、2017年に1stアルバム『エコーズ・オブ・ジャパン』を発表。2019年、同作がイギリスでリリースされ、コロンビアやヨーロッパ・ツアーを敢行。2020年にはオーストラリアとニュージーランドで開催されているフェス、WOMADに出演。同年、コロンビアのバンド、フレンテ・クンビエロとのコラボレーションEPをリリース。
2022年夏にはコロナ禍を超えてヨーロッパのフェスティバル・ツアーを敢行するなど、国内外で高い評価を得ている。
https://www.minyocrusaders.com/
民謡クルセイダーズ
