ソラリズムについて

全国の野外ステージを横断するLIVEプロジェクト「ソラリズム」
ーwithコロナ時代の持続可能な野外ライブ文化を目指してー

全国各地には実は数多くの活用されていない野外ステージが眠っています。わたしたちはそんな各地に眠る野外ステージを「withコロナ時代の新たな野外ライブの拠点」として、地域と音楽文化をつなげるLIVEプロジェクト「ソラリズム」の開催を決定しました。現在、2022年内に全国各会場で8公演の開催を予定しています。
また共にコロナ禍によって打撃を受けた音楽業界復興を掲げ、共に野外フェスを創りあげる「フェス共創サービス」もスタート。アーティスト・オーガナイザー・自治体の皆様と共に新しい野外フェスの創成に取り組んでいきます。

フェス公演事業

日本各地の野外ステージを巡回し、コロナで打撃を受けた音楽文化の復興を

全国各地に眠る500~1,000人規模の野外ステージを中心に、現在8公演の野外フェス開催を予定しています。コロナ禍によって地域からは祭が消え、音楽界ではライブやフェスの在り方も大きく変化する中、わたしたちは野外ライブ運営のプロフェッショナルとして、感染拡大と向き合いながら昨年より各地でテスト公演を積み重ねてきました。そんなわたしたちの趣旨に賛同する佐藤タイジ氏、清春氏、いとうせいこう氏ら著名アーティスト、(株)ロフトプロジェクトはじめ音楽事業者の協力のもと、この新たな野外フェスプロジェクトを始動する事ができました。

事業としての体制と、今後のソラリズムの会場候補地 - 各地の“野音”会場 -

全国の数百ー2千人規模程度の野外ライブ会場と連携し、各地にコロナ禍の先の、新しい音楽と野外ライブの場づくりを整備し拡げていきます。
また年間プロジェクトとして事業再構築補助金を活用、連携事業者などの輪を広げます。

フェス共創サービス事業

野外ライブをしたいアーティスト・オーガナイザー・地域らを繋ぐ「フェス共創サービス」も開始

ソラリズムは、全国の野外ステージを横断するLIVEプロジェクトという<公演事業>であると共に、野外ライブを開催したいアーティスト・オーガナイザー・地域(自治体等)らの意志を具現化する<フェス共創サービス事業>でもあります。会場や出演者の選定・ブッキング、運営支援、集客サポートまでをパッケージとして提供。またその資金として、中小企業庁「事業再構築補助金」など複数の助成金の活用をすすめ、申請のノウハウの共有なども含めてコロナ禍からの音楽ライブ文化復興への輪を拡げていく試みです。
「野外で思いっきりLIVEしてみたい」「自分でフェスを立ち上げたい」といったアーティストやオーガナイザーの皆さま、「地域の祭事や催しに音楽で味付けしたい」「野外ステージを活用して集客や関係人口を生み出したい」といった地域の皆さまそれぞれの想いを、プロの視点でサポート。主催、共催、運営協力、企画支援などフレキシブルな形態で、withコロナ時代の持続可能な新たな野外ライブ・ビジネスを展開するアースガーデンに、是非お任せください。

ソラリズム概要

全国各地の「コミュニティ」、賛同する「アーティスト」、ノウハウを蓄積した「主催」が三位一体となり、これまで眠っていたリソースを活用する日本横断型の野外ライブコンテンツ作りを進めます。

ソラリズムアウトライン

東京あきる野「LiveForest」を拠点に各地で活用できる機材を整備し、各地での野外ライブを開催。またその輪からつながる地域の音楽事業者などの企画を音響や制作面でサポートすることも業務として、音楽ライブ文化復興に資する野外ライブ会場の拡がりを作ります。

主催者からメッセージ

アーティスト「佐藤タイジ」より

2020年「THE SOLAR BUDOKAN」はオンラインフェスとして開催し「野外ならやれる!」という実感を得ました。今求められているのは自然を感じることができ家族が安心して楽しめる野外ライブの場だと感じています。
そして、地方地域には野外ステージが沢山あります。そこに近所のジィちゃんバァちゃんも来たくなるような出演者を呼びましょう!ロック、演歌、ヒップホップ、民謡、レゲエ、盆踊り、洋楽、邦楽、ジャンルや人種を超え世代の垣根を超え、新しい文化を育て古い文化をアップデートしましょう。
どんな苦難の時代でも音楽は人と人とを繋いで来ました。新しい未来への「グレイトリセット」は平和そのものである音楽がきっと寄り添ってくれるでしょう。
「Solarism」はその最初の一滴でありたいのです。

佐藤タイジ

徳島県出身。ギターボーカル日本代表。シアターブルック・リーダー、太陽光発電システムによるロックフェス「THE SOLAR BUDOKAN(since 2012)」の主宰者。日本の音楽界と再生エネルギー界を牽引する稀有なモジャモジャ頭。「ロックスター」「ファンキー最高責任者」は彼の代名詞。’86、シアターブルック結成。’91、RedHotChili Peppersのフロントアクト。’95デビュー。「ありったけの愛」がJ-WAVE.FM802主要FMでヘビーローテーションとなり、太陽の愛を歌ったこの曲が「THE SOLAR BUDOKAN」のアイデアの源泉となった。この他、クラブ系ユニット「The SunPaulo」ではエレクトロ。加山雄三率いる「The King All Stars」では主要メンバー。そして高円寺阿波おどりとのコラボ「佐藤タイジ&華純連」は楽曲「踊らなソンソン」をリリース。
日本代表のロックスターとして活動を継続中。

ソラリズム野音プロジェクト:アースガーデン 鈴木幸一より

積極的な補助金、助成金の活用などと共に、
音楽ライブ文化の復興へプロジェクトを進めていきます

2020年から2021年、コロナ禍に緊急事態宣言が続き音楽ライブ文化が混沌とした中でも、佐藤タイジの言葉と活力は、明るく未来を照らしてくれました。そして僕たちアースガーデンも率先してきたこの2年の野外音楽ライブで、クラスターやまとまった感染はまったく報告されていません。ましてソラリズムが目指すのは、野外での中小規模の音楽ライブを増やすことです。3密になる要素はほぼなく、開催規模や質は各地域で柔軟に判断調整していくものです。 佐藤タイジと共に、ソラリズムの構想を進める中で私たちは、都心から1時間の西多摩で野外ライブをつくり続け、さらに各地の仲間たちとアイデアを共有しトライアルも進め、活用できる補助金、助成金など資金の可能性を確認し申請と活用を実現してきました。
そうした中で、いよいよ2022年、 “新しい未来”へソラリズムが進みはじめます。
ぜひ、この音楽文化復興への「ソラリズム野音プロジェクト」へのご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

鈴木幸一

アースガーデン主宰/「#ライブフォレスト」&「ハイライフ八ヶ岳」主催者
オーガニック&エコロジーを自らのコンセプトに、91年から東京・御茶の水のエコロジーショップ「GAIA」に関わり、95年からはオフィス「アースガーデン」代表としても活動。フジロック・フェスティバル、朝霧JAM等々数多くの野外フェスティバルなどの現場制作に参加。また、東京代々木公園でのフェスティバル「アースデイ東京」の初代事務局も務めた。