いよいよ3/12(金)本番を迎える「ソラリズム OPEN AIR キックオフ【日比谷 2DAYS】」。
日比谷公園噴水広場前や小音楽堂では本番に備え最終のステージ制作が進められ、徐々に「新しい野外フェス」の幕開けを漂わせています!
また本日3/11は、東日本大震災の翌年から11年間追悼の想いを繋げてきた「Peace On Earth」もスタート。
晴天の春の陽気の中、追悼セレモニーを中心にアコースティックや和太鼓、ダンスパフォーマンスなど、想いを寄せてくださっている皆さんとのトークを踏まえた様々な企画が展開されました。
■Photo by 須古 恵・丹澤 由棋・眞鍋 孝太郎
辻コースケさんのパーカッションでオープニングを迎えた「Peace On Earth」。
「震災から11年の黙祷」までの時間は、ウォン・ウィン・ツァン&ウォン美音志、加藤登紀子さんと、追悼の先にある未来への渇望を込めた、メッセージ溢れるパフォーマンスが展開されました。
また「ソーラーシェアリングで広がる再生可能エネルギーの可能性」と題打ったトークプログラムも、有限な地球資源の中で成長に邁進し続けてきた私たちの課題と、新しい可能性を実感する興味深い内容となりました。
献花台に花を添える人や、手を合わせる人が徐々に増え始めた14時46分。「Peace On Earth」に想いを寄せる皆さんが登壇し、東日本大震災から11年を迎える私たちの短くて長い1分間の黙祷が捧げられました。
開場では700人もの人たちの沈黙の中311本の旗がたなびく音だけが響きます。
11年経った今でもこうして同じ想いを共有する人たちが集う場があるということ。その空間にこそ本質的な価値を感じます。
その後のトーク・プログラムにおいてのSUGIZOさんや有識者の皆さん、また和太鼓演奏のGOCOO guest 清田益章、Yae & 青柳拓次 with 辻コースケなど311本の旗を中心に日比谷の空間に「未来へ」の輪が広がりました。
「10年後はみんなどんな風に生きてるんだろうね」そんなMCが妙に頭に残ったエンディング。
大トリのROTH BART BARON guest 佐藤タイジ「光りの灯火ライブ」が終わりを迎える日比谷公園の19時付近は、まだ少し青さの残る夜空とビルやステージ灯りの景観に、皆思わずスマホのカメラをかまえていました。
実際3.11東日本大震災からこの10年で目まぐるしく程変化した私たちの生活。エネルギーの未来は、この国の未来は、“私たちの未来は”。考えてもどうにもならないけれど、考えないとどうにもできない未来。1年に一度、そんな未来のことを皆で考える場があって、そこからまた新しいコミュニティや可能性が広がること。11年目の「Peace On Earth」はそんな意味で震災を振り返る場を超えて、“創生の場”として新しいコミュニティに進化しているように感じられます。
新たなフェスの創生として始まる「ソラリズム OPEN AIR キックオフ【日比谷 2DAYS】」。今日の熱気がまだ残るこの日比谷公園でいよいよ明日からスタートとなります!「Peath On Earth」と合わせて全3ステージと、噴水広場では春の日比谷を楽しむマーケットがブースを連ねご来場の皆様をお待ちしています!
当日チケット(1日・2日通し)も販売していますので、まだ迷っていてる方でも当日来場大歓迎です!
ぜひご来場ください!